アラフィフママの今過去日記

自分と家族の現在のことや過去を振り返りながら思うことを綴ります。

受験生・塾の合宿はサバイバル

 

長男坊が受験生の時の話。(高校受験)

 

長男坊の中学での成績はだいたい真ん中ぐらい。

そんな長男坊、中学3年生の時に塾の合宿へ参加しました。

 

塾に行ったからからといって成果が出るとは限らないとは思いつつ、長男坊の受験は正直なところ....

恥ずかしながら...

塾だのみでした。

 

 

 頑張れ受験生!

合宿は夏休みと冬休みの2回

4泊5日の缶詰状態‼

合宿では、それぞれの教室で学ぶたくさんの生徒が集まりました。

 

それぞれ大型バスに乗り1つのホテルに大集合。

 

初日から、すぐに模試と解説授業がスタート!!

 

夜にはその日の模試の結果発表が!

 

成績順に部屋割り次の日のクラスの発表がありました。

 

成績上位者から1組で、40~50人ぐらいのクラスが8組。ホテルは貸切りか?

 

部屋は7~8人部屋でした。

 

長男坊は、初日はうんざりした気持ちだったとか。こんなに長時間勉強をしたことがなかったと思われる。

 

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 テレビ•スマホ•ゲームは封印!

2日目~4日目のスケジュール 

 👇長男坊に聞いた合宿の概要

06:00~07:00   起床・自室整理

           洗面・自習

07:00~07:15   ホームルーム

07:20~08:00   朝食

08:05~08:35   自習

08:40~10:40   朝テスト・採点 

10:45~12:55   模試・解説授業

13:00~13:40   昼食

13:45~18:55   模試・解説授業

19:00~19:40   夕食

19:45~22:40   自習・質問

         (交代で入浴)

22:40~23:15   ホームルーム

         →成績発表

         →翌日のクラス発表

         →翌日のクラスへ移動

23:20~      就寝準備

24:00          消灯

 

テストの採点は隣同士でしあう形式でした。

 

採点した子は採点ミスがわかれば、自分の点数から減点されるというペナルティあり。

先生が再チェックしていたよう。(採点する側も緊張感あり!)

 

皆真面目で、ご飯の時間はゆっくり食べている子が少なかったようです。

 

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毎晩のホームルームでは、その日の成績発表がありました。

 

順位発表後、初日と同じく成績順クラスが分かれます。すぐに移動開始。

 

クラスが上がったり下がったり…

 2日目は7組

 3日目は3組

 4日目は6組

 5日目は…      という感じで毎日クラス替えが繰り広げられた。

 

モチベーションをあげるためかクラス内でその日の成績優秀者にはメダルが用意されていました・・・(1位の子に金メダル・2位の子に銀メダル)

 

長男坊も「銀メダルをもらった!」と喜んで帰ってきました。

(6組のクラスの中で2位ということだけどね)

 

合宿の内容や感想を長男坊から詳しく聞くと、これはサバイバルだ!と思いました。

 

長男坊には言えませんが正直こんなに詰めて勉強したこと…私は…ないかも……( ̄∇ ̄)

 

塾の合宿恐るべし。

 

塾の目指すところは

 

夏休み前に保護者に向け塾の方針や受験までのスケジュール、合宿の説明がありました。

 

合宿は成績アップももちろん目標としていますが、夏の合宿では『勉強体力』なるものをつけさせたいとのこと。

 

『勉強体力』?? 

 

聞きなれない言葉でした。

 

長時間、勉強ができるようになることだそう。

 

勉強できる体にする!という意味合いでした。

 

合宿を終えて解散場所へ迎えに行った時は、長男坊はとても疲れていた様子でしたが、思いのほか饒舌で興奮気味でした。

 

アドレナリンが出ていたのか?

 

 

合宿を経験して

正直なところ成績は少し上向きになったぐらい。←うーん。

 

劇的には上がりませんでした。塾いわく、全体的に上がるから伸び率がわかりぬくいとか。←皆一様に上がったってこと?

 

 「じゃあ行った意味ないやん!」と、叫びたいところですが、長男坊自身は「自分は合宿を経験してよかった」と言っています。

 

過酷なスケジュールを乗り切れたことが自信につながったようです。

 

学力向上は確かに重要ですが、受験に向けたメンタル面の強化には一役買ったのかもしれません。

 

 

長男坊の通った塾は

正直うちの家計にとっては、高額な月謝でした。

 

合宿代も想像を超える金額で家計は火の車!悲鳴をあげていました。

 

それでも通わせたいと思ったのは、塾の実績でした。

 

大きく掲げた合格実績❕ 塾には自信がみなぎっていた!←しがみついちゃった

 

塾には担任が付いていました。

 

生徒には度々成績の分析をした上で具体的にアドバイス、保護者には子どもの成績と塾での様子、学習の進め方などの丁寧な説明、定期的な面談がありました。塾から電話がかかってくることも。

 

「とても手厚い!」と感じる私。←今の塾は担任がいることにびっくり。

 

入試傾向は詳細に分析されていて、たくさんのデータを持っていると自信にあふれているようにも見えました。『強気な塾』と言える。

 

 

長男坊は、志望校選びに悩んでいる時期がありました。

 

塾の担任は面談とは別に2人の時間を作ってくれたようです。親には言わない(言いにくかった?)悩みを話したようです。担任からは励ましもあったとか。

 

今の塾って学校のようなんですね。先生と生徒の距離が近いように思います。

 

 

 

塾のカラーと塾との相性

 

進学塾はたくさんありますが、塾のカラーはさまざまで子どもによって合う合わないがあると思います。

 

長男坊が通っていた塾は、転塾していった子もいました。

 

次男坊も中学1年の時、長男坊と同じ塾へ通っていました。

 

でも、2年生に上がる前に辞めてしまいました。

 

次男坊が言うには(次男坊の個人的主観です)

  • 先生が教える時間が少ない
  • サラッと教えてすぐ問題を解かせる
  • 問題はやたらたくさん解かせる
  • しっかりと理解したことを確認しないまま先に進む
  • 学校の授業のほうがじっくりでわかりやすい

とのこと。次男坊には合わなかったも?子どもによっていろんな感じ方もありますね。

 

塾のペースは早いのかなと思います。

 

塾の見極め 

集団型、個別型…

 

今、いろんなタイプの塾がありますね。

 

相性は大事だと思います。

 

塾の見極めは難しいですが、子どもと話し合いながらその子に合う塾を見つけることができたらと思います。時には転塾もアリかと。

 

長男坊には個別や家庭教師案を出しましたが、1対1が緊張して集中できないとのことでした。←お試しで体験済み

 

塾に行かせて

塾は私が思っていた以上に生徒に寄り添っていました。保護者へのフォローも熱心。

 

ただそれは新しい生徒を確保するため、どれだけ多くの合格者を出すか塾側も必死なところはあるんでしょうね。←これを言ってしまったらおしまいかな

 

それでもはじめて受験生を持った私は、『強気な塾』とも言えるその塾をとても頼りにしていました。

 

今は、感謝しています。

 

当時しんどい思いをした合宿は、長男坊にとって今では良い思い出になっているようです。

 

長男坊が通った塾は本人に合っていたのかなと思います。

 

ちなみに…

ギリギリまで迷い、悩んだ末に決めた高校は合格することができました。

 

 

子どもの受験期は親も戦いだよ、疲れたよ。←1番の感想

 

 

 

 

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