アラフィフママの今過去日記

自分と家族の現在のことや過去を振り返りながら思うことを綴ります。

幼稚園の役員仲間に『よく思われたい欲』は必要だったのか。

  

長男坊が年長・次男坊が年少の時、幼稚園の役員を経験しました。

 

ひたすら頑張る日々

その幼稚園は保護者の役員活動がとても熱い!

役員は10人で構成。

いっしょに役員になったママさんたちは、優しくて良識がある方々でした。

 

高圧的な人意地悪な人仕事を押しつけてさぼろうとする人無駄な派閥を作ろうとする人…私が想定していた苦手なタイプの人はひとりもいませんでした。

 

皆すぐに、自分の役割を把握し精力的に仕事をこなし忙しくとも楽しそうに協力し合って役員活動をしていたように思います。

 

当初私は、安心して役員活動をスタートしました。

 

これなら嫌な人間関係に悩まされることはない!と安堵し、いい人ばかりで良かったとほんとに思っていました。(^ν^)

 

でも私は…

嫌な人間関係で悩まされるのではなく、自分の自己肯定感の低さから自分を追い込んでしまいました。(o_o)

役員活動は盛りだくさん

 幼稚園の役員活動の内容

  • 毎月の全体保護者会の準備・保護者会の司会・進行
  • 決められた講演会にローテーションで参加し、その内容の報告・感想を発表
  • 幼稚園で催される講演会
  • 各クラスの親睦会
  • バザー
  • 運動会での補佐
  • 保護者のクリスマス会
  • 卒園の記念品、アルバム・DVD準備
  • その他

 

  

毎月1回の役員会議に加え、打ち合わせや買い出しなど役員の招集は多かったです。

 

家では子どもを寝かしつけたあと議事録を作成するなど作業をする日々でした。

 

毎日が慌ただしく、役員の仕事が頭からはなれませんでした。

 

家のことよりも役員活動を優先した結果、家事がまわらくなることも。

 

 

体調を崩してしまった

『ありのままの自分』を見せることができない・弱音が吐けない

私はすぐにいっぱいいっぱいになってしまいました。

 

1学期が終わる頃にはすでに心身共にキャパオーバー…

 

夏休みに入ったら知人から「キャンプへ行こう」と誘われていました。(家族3世帯)

 

疲れが取れず体調がすぐれない日が続いてましたが、子ども達は楽しみにしていたし

ことわることができず参加しました。

 

無理して行ったことが祟り、キャンプ場で私は、気分が悪くなり激しい腹痛にも見まわれ救急車ではこばれることに…(>_<)

 

山の中でサイレンが鳴り響き人だかりができました。 急性腸炎でした。

 

いつも気を抜くことができずプレッシャーをかかえて過ごし、1年任期を長く感じました。

 

役員になると、しんどいと思っても、その幼稚園に通ってる子どものことを考えると、途中で辞める・抜けるということができないと通感していました。(フェードアウトができない)会社勤めなら辞めていたかも。

 

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なぜそんなに頑張ったのか

 私以外のママさんは余裕があるように見えた。

私は役員仲間のママさんたちのことはとても好きでした。

 

なんでもそつなくこなすママさんたちをいつも『すごいなー』と思い、尊敬することも。

 

サクサクと仕事をこなし、私にとっては苦手分野の人前で話すことも堂々とやりこなしとてもかっこよかったです。

 

ただそんなふうに思えば思うほど、『私はそんなふうにできない』と感じ…勝手にコンプレックス。(o_o)

 

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ようは嫌われたくなかった!

嫌われたくない欲・よく見せたい欲

ママさんたちに、使えない、残念な人って思われるのが怖かったのです。

 

評価されるのが嫌だった。

 

素敵な仲間のママさんたちにそんなふうに思われたくないという思いが強かった。

 

私もすずしい顔をして皆と同じ一員でいたかった。つまらないプライドですね。

 

ただただ必死。

 

助けを求めず『しんどい』という言葉が言えず『みんなはできてるんだし!』と思うと、『愚痴なんて言えない!』と思いました。

 

👆そんな思いが私を動かしていました。

 

顔色をうかがいすぎ

弱音を吐いても皆、手を差し伸べてくれた人たちだったと思います。

 

 

 その後

役員の任期を終え、さらに1年後に次年度に役員をしたママさんと偶然公園で会いました。

 

するとそのママさんから「役員の仕事、ちょっと負担が大きいと思いませんか?」と、サラッと言われました。

 

その時私は、同じ考えの人がいる!とびっくりしたのと同時にホッとしました。

 

 本当はわかっている

思い込み。考えすぎ。そんなことを気にしたってしか仕方がないはず…

 

良く思われたいために無理に頑張ることなど本当は必要ではないと…頭の中ではわかってるんですが…どうしてもその思考へ…。

 

自分の自己肯定感についてあらためて考えさせられる1年間でした。

 

自分の思考、性質?を変えようと模索しましたが難しいですね。劇的に自分が変わり劇的にまわりが変わることはなかったです。そうしてアラフィフ世代に突入。自己肯定感って難しいなぁ。

 

最近は、その場に合わせようと自分が努力するのではなくその場が『無理』だと感じたらいっそ逃げるもアリかなと思うようになりました。

 

根性なんてとっぱらう。最初から行かない・避ける。

 

社会で生きていく中でその選択はむずかしいかもしれません。子供がからむと自分だけの問題ではなくなるからもっと難しいかも。

 

でも、心身に支障をきたす可能性がありそうなら 自分をその場・その状況に合わせようと努力するのではなく、最初からできるがぎり

その場に近寄らない。

 

たまには逃げてもよくない?

 

ダメかな。

 

 

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

 私のように自分を模索する人が多いから👆この本も売れているのかなと思います。

 

 

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